せぴあ色したおもちゃ箱 なつげしき
きのうの雨が きれいさっぱり
押し流してしまった
ちっぽけな 感情やわだかまりも
巣食っていた もやもやは
ジューサーにかけられ
稲光とともに 悲鳴を上げ
そして 消えていった
今 見上げると
何の変哲もない蒼さが
それでも どこまでも どこまでも
つづいていく