せぴあ色したおもちゃ

Jack in the BOX

 

   かげぼうし 詩的・私的考察  そよ風の贈り物  くもの巣の虜 
 あかね色の郵便箱
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いらっしゃいませ!!どうぞ、ゆっくりご賞味いただけたら幸いです
著作権は放棄していません。文章以外の挿絵 壁紙は素材サイト様のものです

☆A☆Merry☆Go☆Round☆

景色に向き合って

言葉に託して 文字に興して 整理整頓

アルバムのページがまた一枚 綴られていく

たった一つしかない煌めき

めぐる めぐる 日々 めぐる
走馬灯にうつろう時間

朝 目が覚めたら
 とっておきの 笑顔で
おはよう

クヨクヨでメソメソのきのうも
ギシギシでこころ塞ぐあしたも
ヘトヘトで疲れきってるいまも
  ちょっと おやすみ

戦闘準備のその前に
 素顔のわたしに
 こんにちは

 掌に 自分らしさを
  すっぽり つつんで
  再確認

なきむし にがむし おこりんぼ
  まるめて たたんで
   あっちへ ポイ

 ヤッパリ ニッコリ
  微笑みを 

最強の笑顔で
  もう2度と巡りこない今朝に

おはよう

めぐる めぐる 魔法の言葉 
くる くる くると 鏡に映す

霧雨のあわい ヴェールにつつまれて
大地が 新しい命を
紡ぎ出す

むくむくと もえぎたつ 若草色
 そぼ降る雨に守られて
 あした かがやく 時を待つ

ときは いま

風薫り
 とりどりの いろ さきみだれる

キラキラの風と日ざしをたっぷりと孕み
じょじょに じょじょにと あつくなる

情念のあか 哀愁のあお
清涼のしろ 狂喜のきいろ
すすめ みどりの小ライオン

塗り込めてしまえ くろぐろと

闇が しっとりと あたりを
覆い尽くしていく

ほら あなた色が 灯った

めぐる めぐる 時代は めぐる
少年の面影 影燈籠と 踊ってる
寄せては返す 喜びと哀しみのさざ波 めぐる

やる気 元気 勇気
   三気の馬に跨がって
         毎日 駆けてく そのさまは
 アポロンにも似た 凛々しさで 
       ほれぼれ すっかり みほれます

おうまは 時々 気まぐれで
     そっぽを向いたり ふてくされたり
     やっぱり メンテは 忘れずに
       知識の泉を飲み干すごとく
         たっぷりの 栄養と休養を
   寝る子は しっかり 育ちます

いつか その手に つかむまで
   三騎のおうまを 大切に 

暮れなずむ そのときに 朝がその日 最後の輝きを投げかけ
黒のヴェールを羽織っていく
ギラギラの原色 サンバのリズムから
淡く 柔らかく ぼやけていく輪郭
のどかに 間延びした スチールギターの音色へ
めぐる めぐる 光と影

めぐる めぐる 朝日が めぐる
じっとりと纏わりつく重厚な闇とペラペラで薄っぺらの夜から
 今 光が 生まれる

すみきった あおい あおい カンバス

くも ひとつ ない

ふわりと かぜが わたっていく

小鳥がさえずり 

       羽虫がブーンとうなる

びろうどの手触りを体いっぱいにうけ

むっとする草いきれを

         おなかのそこから 吸い込むの

あぁ 子供らの 笑い声が こだましていく

あおとみどりと そして わたし

めぐる めぐる 三位一体に めぐる
そらと大地とちっぽけな自分
ぐる ぐる ぐる ぐる るるるる

くもが やっぱり えをかいた

ゆうべの夢 あしたの幻  

ザラメの星粒がひとつ零れ落ちて

あおい そらに ポッカリ

浮かび上がる

ほら 大きな未来が綴られていく

めぐる めぐる かぜ めぐる

あっちにふらふら
 こっちにヨロヨロ
やっと 浮かんでいる 小舟

拭っても 刈っても 
   蔓のように浸食する 日常
      なぎ払い 漕ぎだしていく勇気

しがらみという大波にさらわれて
 涙雨に芯までずぶぬれの毎日

凝り固まっていく 氷のような決心を どうぞ

 ギラギラの太陽 
      焼き尽くさないで 
       とろけさせて

とけ出していった おもいが
    新たな花を咲かせるその時まで

めぐる めぐる うた めぐる
きけ 寄辺ない子らの唄を

わたしが見ている風景を

斬新に切り抜いて 額縁に飾りましょう

心を尽くして 言葉を駆使して 描いても
大事な夢は
変容して 縮小して 拡大して 歪んでいく

あぁ これも見た事がある

既視感の海に投げ出され
小箱から取り出された風景は合わせ鏡のよう

でも 決してピッタリ重なる事がない

そう 胸を張って誇りましょう 
   自分色に飾られた景色を

それは たった一つしかない宝物

めぐる めぐる 想い めぐる
想像の翼に乗って 夢はどこまでも
楽園までも 駆けていく

今 わたしがたっている この景色は
蒼い地球の見ている物語

古代カンブリア紀から
     遥か未来の彼方まで

ナノ原子レベルから
     遠く宇宙の最果てまで

 一瞬 一瞬の煌めきを
わたしの網膜の思い出箱に収めてく

 うっちゃってしまった昨日も
 もう見たくないと 閉じてしまいたい明日も

誰も代わりに 見る事のできない
たった 一つしかない 風景

同じ映像が流れていても
 見えてくる物語は
  少し どこかが 違ってる

めぐる めぐる めぐる
 郷愁と哀愁の色
 ロンドな円舞が手風琴の音に乗って
めぐる めぐる とき めぐる

そう わたしたちは 地球の詩を子守唄に
 いつも わたし色の 夢を 見て生きのびていくの

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くもの巣の虜 あかね色の郵便箱

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