せぴあ色したおもちゃ

Jack in the BOX

 

   かげぼうし 詩的・私的考察  そよ風の贈り物  くもの巣の虜 
 あかね色の郵便箱
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いらっしゃいませ!!どうぞ、ゆっくりご賞味いただけたら幸いです
著作権は放棄していません。文章以外の挿絵 壁紙は素材サイト様のものです

びろうどのぬくもりをあなたに

段々寒くなっていく季節にホッとするぬくもりをどうぞ

*ぽぅ*

あおいおそらにぽぅっとしたり

おおきなつきにぽぅっとしたり

おいしいものにぽぅっとしたり

秋はなんだかわくわくしちゃう

そしてあなたにぽぅっとしたり

*唇によだれ*

まっかでツヤツヤの唇がにんまり微笑むと
脳内環境は大豊作の映像ではち切れんばかり
醤油の芳ばしいほくほくの栗ごはん
しゃっきり、すっきりまっかなリンゴ
ぷりぷりのさんまはやっぱり苦みばしって
秋の味覚は美味しい行進曲を奏でていく

ド♪どんな時にも

レ♪冷蔵庫には

ミ♪みんなの好きな

ファ♪ファンタ

ソ♪ソーダ水にはアイスクリーム

ラ♪ラムネ味のつぶつぶ

シ♪真珠を抱えず牡蛎の

ド♪土手鍋も美味

うん、お腹がすいた

*メール*

メールが便利なのは

こちらの自由に開けられるからかな

それなのに

誰かに

鎖で繋ぎ止められている

そんな気がするのはなぜなんだろう

*午後の空室*

高く澄み切った青空が

宇宙に向かって

ぽっかり

口を開けている

そんな午後三時二十七分

たそがれまで

ほんの一時間とちょっと

それでも夜になると

街の灯りに負けずに

宇宙はこんなに果てなく広いと

星が煌めきながら謳っているのに

お日さまがどっかり居座っている

お昼過ぎには

光と色が氾濫して

宇宙を隠してしまう

そう、いつの間にか

午後になると

こっそり

宇宙がどこかに遊びにいってしまって

あきのそらがむなしくむろをつくり

地球がひとりぼっちである事に

気がついてないだけなのかもしれない

*或る逡巡*

ことば程薄情で不実なものはない
想いをことばとして発したとたん
その音は紡いだ人の手を離れ
聞き手好みに変容していく
ことばは真理ではない
(そのことばを人質にした所で
(空気みたいに変幻自在な気持ちは
(留まる事なんてあり得ない

一度放たれた弓矢が
相手の喉ものに突き刺さって
命を奪ってしまえば
取り返しがつかないように
ことばは放たれたとたん一人歩きを始め
もう二度と回収する事は出来ない
(発し手も受け手も
(心してことばに向き合わないと
(欺かれてしまうかもしれない

人も経験を経て勉強していく動物で
あなたの顔色を探りながら
ことばを発したりもする
ことばは便利だ

それでも
本当の想いはいつか誰かに届くんだろうか
ことば自体に捕われていては
本当の事って判らないけれど
いつか誰かにと信じて
ことばを放ってみるんだろうな

みえますか、

きこえますか、

わかりますか、どうぞ・・・・

*sayonara.com*

必然だろうが偶然でも出会う運命だったんだ

そして. 哀しいけれどいずれ別れの時が来る

大丈夫. さよならってとても優しい挨拶なの

だってさよならの社章がいっぱいだって事は

たくさんの素敵な巡り逢いがなくちゃ. ねっ

巡り逢いはめくるめく愛だもん. きっと絶対

さよならだけが人生だから. 人はいつだって

だからいつまでも泣いてないで胸を張るんだ

*セミの抜け殻パズル*

蒼い空に貼り付いている木の葉と
舞い散るとりどりの色を眺めていると
あの時の涙の味をほろ苦く思い出す

人の気持ちは葉っぱのよう
一年で様々に変化していくものなのに
あのとき言えなかった気持ちが澱になって
沈殿して年輪を重ねていくのか
過去はセミの抜け殻のように脱ぎ去っちゃわないと
どうする事も出来なかった

星さえも凍え
雪になって降ってきそうな夜に
ぬくぬくと暖かなリビングでぼんやりと
過去の抜け殻パズルを繋ぎ合わせる至福の時

そんな時がやって来るのかな
きっと、いつか・・・

*幸せの三つ葉*

公園に散歩に行くと

楽しげに飛び回る犬を横目に

足下のシロツメクサを見つめてしまう

あ、もしかして四葉かもと

思わずかがみ込んで

でも滅多な事では見つかりはしない

三つ葉が普通で四葉は特別だから

そう、幸せだって、実は

普通にすぐそばにあるのに

どうも四葉のように特別な気がする

そんなはずはないのにね

*自殺を容認する大馬鹿野郎共に告ぐ*

死にたいと言う気持ちは病気
治すべき病です

人は生きる義務を背負って生まれてきたはず

それを途中放棄する権利は選択肢としてあっても
絶対引いてはいけないカードです

死は時々冬の朝の寝床のように甘美に私たちを誘う悪魔
そんなものに魅了されてはいけません

いつまでたっても大成できない
人は弱い生き物です

子供たちの模範となるべき者が
病気に掛かる事だってあるけれど
残された者の嘆きを
慮れなかった利己的だった事実を
声を大にしてきちんと指摘すべきです

人は失敗を糧にしてちょっとずつ成長していくのに
諦めて、その途中で放棄しちゃいけない

折角咲くはずだった花を摘み取る事は罪です

死後の世界を否定する根拠は誰もないでしょう?

死を選択すれば
今より厳しい地獄が待っている事を
ちゃんと覚悟しておきなさい

何があっても生きなければならない

どんな辛い目にあっても自殺と言う選択は間違っているし
他の道を探せなかった最悪の結果です

死を選ぶのは自由でも権利でもなく
ただの哀れな最低の結末で
そのカードを引かせてしまった残された者を
どんなに嘆かせる事か、もう一度考えなさい

日本には殉死や自決、切腹なんて言う
自殺を美化する風潮があるけれど
これは絶対間違った考えです

死んじゃ、だめです

楽しい未来を思い描けないなんて
自分の世界を狭めているだけで
とってももったいない

その病気はちゃんと治す方法が見つかる病です

だから、ちゃんと治しましょう

*ミトコンドリア系*

あおいそらをおなかいっぱいすいこむと

こころがうわぁんと大きく広がっていく

そう、自分が空と同化していく感じかな

はっぱや樹々とお揃いで空の下が大好き

ピッポッパッ♪ミトコンドリア系活性中

*空にあってよかった*

喜びのうたが

空から零れてくる

おはよう、おはよう、おはよう

躍動するエネルギー

まあるく紅く凝縮すると

ほら、朝が来る

大きな蒼い空に雲

浮かび、たゆたい、渡っていく

それでも時々哀しみが

空から降ってくる

あの時の涙は苦い

けれど、今度は甘いみたい

気持ちが水没する前に

ギザギザに光で切り裂いて

音が遠のけば

七色の架け橋も見えるかも

空の蒼さが

夜のビロウドの光沢に包まれると

キラキラ瞬くちいさな星

そっと夢を囁いて流れていった

悩み事も楽しかった事も

今日はもうおしまい

おやすみなさい

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くもの巣の虜  あかね色の郵便箱

ようこそ いらっしゃいませ!!
こちらは管理及び著作権主張者である山南薫のかけらです
興味が湧いたら 是非 別の箱もご覧ください(Jack in the BOXに置いてあります)
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