せぴあ色したおもちゃ箱 |
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Jack in the BOX
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いらっしゃいませ!!どうぞ、ゆっくりご賞味いただけたら幸いです
著作権は放棄していません。文章以外の挿絵 壁紙は素材サイト様のものです
4年毎のワールドカップイヤーである
オリンピックよりももっと赤裸々に肉弾戦で
世界一が決定される
と、言う事で、ちょっと勇ましい言葉を集めてみました
*あじさい*うちの紫陽花は 空に恋したスカイブルー 緑濃くなる毎日に 徐々に徐々に青ざめていく 雨にけぶる緑に 空が忘れないでと 呟いていくの |
あっという間に
たのしい気分
ラッパふきふき
新宿辺り
命短し
文福茶釜
君の為なら死ねるかも
衝動買いしたあたらしい
さくら色のミュールは
今日もぽつねんとお留守番
靴箱で雨音を聞いている
いつものズックを取り出して
水たまりもひとっとび
バスぎりぎりまで朝寝坊
これはこれでしっくりくるんだけど、ね
蒼い空の下
カツンと靴音響かせて
ガツンとひと蹴り
あたらしい武器で
喝を入れたいあたし
お〜い、そら
どうしてお日さま泣かせるの
野菜高騰でお財布ピ〜ンチ
あたしの美貌も泣きそうです
好きだと言った僕に
君が恥ずかしそうにうなずいた
門限を気にしながらのはじめてのデート
なかなか さよならと言えやしなかった
沈む夕日があい色の空を薔薇色に変え
見つめる君の頬も染まっていった
子供を亡くし哀しみに暮れる君の
頬を伝う涙を数える事しかできず
ごめんと呟いたあとの君の手は優しくて
すり切れていく言葉なんかで右往左往しても
愛はたやすく飼いならせず
見失うのはあっという間で
繋いだはずのその手を
振りほどいてしまったのは
しがらみという重さのせいだったのか
たくさんの朝が来て夜になり
重ねた肌の温もりよりも
信じられたのはやっぱり
頼りなく零れていく言葉はいらない
あしたの転がる方向も解らないけど
繋いだその手を離さずにいるから
もういちど、一緒に歩いていこう
おっぱいなんて所詮脂肪のかたまりで
手のひらに余る重量感にホッとしながらも
そのすぐ下に控えるくびれに
そこはかとない微妙な崩れを見つける恐怖
脂肪も依る年並に頑固になっていくようで
ちょっとした運動ではとれやしない
とっくに成長期も過ぎ
もう一度カロリー計算も
組み立て直したほうが良い
使いようもない余計ものを
抱え込んでいくのが世の習いとしても
パンクなんかするはずないからいらない
スペアタイヤには
もったいないという呪文を唱え
お皿に一つ残されたコロッケや唐揚げを
片付けてしまう女の意地が
こっそりと隠れていて
タイタニックする事も
雪山で遭難する事もなく
アンダーと呼ばれる鎧を着込み
ボンキュンボ〜ンなソーセージとなり
ワンピースを着る不思議
化粧の向こう側で舌を出す
命と言うたった一枚の切符を
御旗に掲げて一生懸命生きている
それが当たり前
死という地雷が
どこに埋められているかは
神のみぞ知るところでしょう
すると今だって
戦国時代と言えなくもない
人を殺してはいけません
ちょっとした大義名分をちらつかせ
その大前提を覆しても
いいかもと思える
便利な理由を誂えて
しれ〜っと
地球上のどこかで
いとも簡単に
人が踏みつぶされていく
戦場は無くならない
貪欲という衣を着て
進化と発明を繰り返す
人は
今と言う時間からの逃亡者
毎日、地球の自転に
絡めとられていくばかり
ここに留まるには死しかない
その矛盾
おもしろおかしく生きているけど
この頃ゴールと叫ぶ喜びはない
サッカーとは相性が悪いのか
2時間近く応援しながら見ていても
あ〜惜しいという悲鳴ばかりで
ふっとよそ見した瞬間に点が入ってしまう
録画されて再生されたものは
ギュッと絞ったオレンジの残り
スカスカの味
よろこびのうたは
あたしから素通りして
フリーズされた濃縮還元
100%ジュースではあるはずなのに
今という瞬間から振り落とされて
衛生という宇宙空間に弾き出される
時間軸がずれたうすぼんやりとした
歓喜が再生される
5月の天空の傘は雨漏りばかり
途中下車してコインロッカーで
制服を脱ぐのも板についた頃
初夏の爽やかさを置き去りにして
入梅前の隙間を夏空が我が物顔で占拠中
教室の片隅で先生が唱える眠くなる呪文を
聞いているよりは緑を揺らす風に
攫われてしまいたい
順繰りに咲き誇る花々は
緑に浮かぶ星の煌めき
晴れ晴れとジューンブライドになるはずが
ほんのちょっぴり なみだ顔
夜の帳の降りる時間も
知らぬ間に間延びして
雲がたれ込めているからか
太陽も挨拶せずに消えていく
街の陰影を黒く浮かび上がらせる頃
真っ白で薄っぺらの弓張月が宵闇に浮かんでいた
パパとママに見守られていたあたしのあした
暢気な娘の時代から
巣立つ寂しさと哀しさの涙が溶けた雨に
さらわれてしまったよう
あたしはあす、りょうのお嫁さんになります
昨日から今日へと地続きだったあしたとは別の
新しい扉を二人で
ワンツーワンツーシスターパンチ
ワンツーワンツーブラザーパンチ
ワンツーワンツーみんなでパンチ
太陽の黒点から前線まで伝令が飛ぶ
繰り出されるパンチは音よりも速く
偏西風からゴロゴロと雷鳴を轟かせ
大地の熱を撹拌し、沸騰させていく
今だ祭りだホイッスルを吹き鳴らし
サンバのリズムに乗って夏が来るぞ
湿気に喝!黴びた気分をぶっとばせ
ワンツーワンツーパパサンパンチ
ワンツーワンツーママサンパンチ
ワンツーワンツージーサンパンチ
ワンツーワンツーバーサンパンチ
ワンツーワンツーマゴマゴパンチ
ワンツーワンツーそろってパンチ