せぴあ色したおもちゃ箱 |
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Jack in the BOX
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今年の冬は今までの暖冬を覆すような
厳しい寒さでしたが、春への橋渡しは
着々と進んでいるような予感
せいたかのっぽの月の間で
ちんまりと季節は如月で
羽ばたきのときを待っているのかな
今日も京都でしゃかりきコリキ
わっと叫んで場外乱闘
露悪的惑乱状態
テケテケテケテケ、take it、take it!
今日もトーキョで一心不乱の一輪車
ワッと喚いて乱痴気騒ぎ
魅惑的絶対領域露呈
萌えラビュユ〜 & Love me、Love me!
今日も今日とて十人十色で発色全開
わんぱく童が和音、わおん
輪になってワクワク、ロンドで踊り明かそ
曰く、うろんな言の葉狩り
そんな わワク、ロランな一日が
今日も更けゆく
あなたの論理ばかり振りかざす唇と
抱きしめるのを止めてしまった腕と
ちゃんとあたしの話を聞かない耳と
まっすぐ見つめ返さなくなった瞳を
角の八百屋でみかんと交換してきた
どんな音楽を聴いているの
なんだって良いんだ、ほんとに
その時に心地よければ
歌詞に耳を傾けるタイプじゃなくて
音とリズムに乗っているんだろうな
カラオケ好きでもないし
言葉を追うことはしない
だめじゃん。
言葉を愛しているくせに
人に勧められて
目から鱗、ばしばし
そんなあたし
ポルノグラフティがJ-popだって事位
こんなあたしだって知っている
でもね。
やっぱり、解っちゃいないのさ。
冷え性だからか
この頃、心も凍ってしまったかのようで
溶解温度は何度位だろう
変温動物に変身完了していたのかな
冬の厳しさと一緒に空虚に陥っている
花は咲くのだろうか
宇宙の底まで研ぎすます
☆の煌めきはナイフの切れ味
あんなにくっきりと
ピカピカ輝いていた星の詩が
一雨毎に遠くに段々離れていくようで
突然の春が来た宣言で驚いたのは鼻ばかり
冬枯れた大地にどっしりと立っていた
セピア色の時の狭間に
蛹のように冬眠中だった樹々も
茶色の鎧を脱ぎ捨てて
ほんのり薄紅色の薫り
夜空を紗のカーテンで遮るよう
すると街の灯りが人恋しさを呼び戻し
海のはらからを一粒、ポロロン
雨に混ざって春の呼び水になるのか
薄ちゃけていた屋台骨に
ひたひたひたと薄紅色の鼻緒
葉脈を駆け上り
みどり色の世界への
ピンク色の蜃気楼のような
架け橋になる日も直ぐそこに
太郎君があっと喚いて
花子さんはいっと呻いた
同じ本を読んでいたのにね
次郎さんは右に行きたかった
正子さんは後ろに走りたかった
ただ、エビが高かっただけだった
三郎さんはウルトラQ的でんぐり返りで
みどりちゃんはアクセルルッツが飛びたくて
それでもみんな黙々とわけも解らず歩いていくの
たかし君は山を登るようだと宣い
りかチャンは階段を下りるみたいと呟き
あなたはまるでハツカネズミの回し車だと言う
ただ、息を吸って吐いている
気分だけが十人十色
そうおもう
あぁ、なんて小さいのか
拳一つ分の命は
ワンポンドにも満たないと
その儚さに反する温もりと
ズシンとくる重さにおののきながら
まばゆいばかりに輝く微笑みに癒され
見守る光に照らされ歩き始めた
なんと言う事も無く選んできた路
ついていただけなのかもしれない
岐路に立ち あたりを見渡す
どちらに行こう
今日は新月 月はなし
タケノコの皮を剥くように
一キロ往き毎に一つ想い出を突き放し
一キロ進んでは二つ温もりを突き放し
一キロ歩むと三つしがらみを突き放し
あんなに明るかった過去はだんだん遠のく
あたしは一人
寒空に☆が瞬いている
あたしの笑顔も輝いているのかな
メダカの学校はこの度、
小川のせせらぎから
電脳街ハイツ投稿詩708号に
引っ越しました
日本語とPCを操る就学前のお子様から
象牙の塔に籠られている
千差万別の年齢層の方々から支持され
義務と権利のちょうど良い兼ね合いを目指しております
ただ、ペンは剣よりも強し。と言われている言葉
その言葉そのものを取り扱いますので
重々注意していただきたく存じます
まかり間違いますと
どんな猛毒よりもじわじわと心を蝕み
命を落とす危険がある事は
心に留めておくべきでしょう
そんなつもりじゃなかったと
後悔する事が無いようにと祈るばかりです
赤いベベを着て可愛らしくしても
ベリーダンサーのように腰を捻って魅惑しても
鎧で完全武装して戦闘態勢に入っても
オオカミのくせに羊のかぶり物でたぶらかしても
自分の責任の範囲内でどうぞ、ご随意に
当方、一切責任は持ちませんのであしからず
言葉はきょぞうよりも始末の悪い
雲を掴むような物でもあります
似てはいても一つとして同じではない
と言う事は肝に銘じるのが肝要です
自分は、しっぽのようだと思っても
ある人は鼻のようだと
別の人は足のようだと、
そしてあの人は耳のようだと信じている
同じ言葉を読んだはずなのに、ね
みんなある点では正しく
その人が信じる道を突き進んでいくのです
おもねりますか
敵対しますか
時々は喧々囂々と議論を戦わせるのも楽しいでしょう
その人となりの実像が少しは見えてくるでしょうから
撤収方法は腕の見せ所と心得ておくべきかな
品格だって切磋琢磨する事で備わっていくはずです
投げるばかりで受け取ってもらえないのは寂しいし
波紋は大きく波打つ程美しいと思っております
これはまた、話が明後日の方向に向かいそうですね
さて、ネットは一般の尋常小学校と同じように
参加する義務と権利は平等にありますが
不参加と言う特権もしっかりと存在し
その権利を行使しても
誰からも文句がでないのがありがたい
えぇ、なにぶんメダカの学校ですから
そっと覗く位がベストなのだと思われます。m(_ _)m
じじとばばとぽぽと言うウーパールーパ型山姥が
漆黒のマントを翻し
鈍色の深鍋を掻き回している
薔薇色の身だしなみをひとつ
二枚舌のごまみそ髄をふた掴み
四角四面のしゃちこ蝗の規律規範を三粒
安全装置は命を落としても絶対作動させない
裏マニュアルと言う抜け道を駆け上がり
効率と利益重視のあだ花が禍々しく種を飛ばし
三日三晩煮込んだスープの中に混ざっていく
三匹のヤマンバが記憶にございませんと
鴉のような嗄れ声で呪文を唱える
蜘蛛素城の御城主様に差し上げる混濁のスープの用意万端
偽善も悪事も表裏一体
所詮この世はぐるぐる回る影灯籠
頽廃の杯を飲み干し、花道で大見得を切る
うつけもんは今、いずこ
冬将軍がタクトを降ると
勘太郎達がくさびを打ち込んでいく
☆の瞬きが
とげとげのくさびに跳ね返されて
キラキラと透き通る
今年の冬のピンボール大会は
盛況だった模様
夜空は寒さと言う刺で
☆の輝きが倍加されているらしい
そして今、春風と北風小僧が一生懸命
春霞や靄と言う包帯型の雲を空に
グルグル巻き付けていく
抜き取ったくさびや刺を
大地に降らすと
滋養の雨となり
花々の煌めきと色を
ほんわかと増していく
ようこそ いらっしゃいませ!!
こちらは管理及び著作権主張者である山南薫のかけらです
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